購入したCore i7 4790Kをセットアップしてみました。
Haswellだからと言ってセットアップ自体には特に難しい事はないのですぐに組みあがりました。まずは定格動作の確認と言う事でOCCTで負荷を掛けてみたら驚きの温度でした。
CPU Core温度が高すぎる
Haswellは爆熱と聞いていましたがこれほどとは思ってもいませんでした。本当にビックリです。
OCするつもりでしたのでCPUクーラーはリテールではなく、2600Kで使用していたThermalright VenomousXをセットしました。
このCPUクーラーは4.5GHzにOCした2600KをOCCTのフル負荷状態で70度程度まで冷却できていた物です。リテールクーラーと比較すると20度以上下がった実績のある物でしたがこのCPUクーラーをセットした定格動作の4790KはOCCTで負荷を掛けると数分で温度が85度を超えてしまいストップしてしまいます。
こんな感じで数秒でストップしてしまいます。
実は後からBIOSの設定が原因だったことが分かりましたがこの時はCPUクーラーの冷却性能が悪いのだと思い、簡易水冷のCPUクーラーを急遽買う事にしました。
Corsair H100i買ってみた
ネットで評判を調べて、現在使用してるPCケースに設置できそうなのはCorsair H100iと言う事が分かりました。ちなみにケースはCOOLER MASTERのCM690です。
期待して購入したH100iですが設置してもOCCTが数秒でストップする現象は変わりませんでした。セットの際にCPU接触面ー部が少し浮いているような感じにガタつきを感じたので外してみた所、下部のグリスが密着していないようでした。ちなみにCPUグリスはAS-05というシルバーグリスを使用しました。
下部の密着度を上げるためにバックプレートにワッシャーを挟んで高さを調整した所、密着度については改善されたのですが相変わらず温度は高いままです。
これでは到底OCなんて出来そうもありません。
答えはBIOSの設定だった
定格なのにどうしてこんなに温度が高いのか分からないまま途方に暮れていましたが、試しにBIOSのデフォルト設定を読み込んだ所、急激に温度が下がりました。
デフォルト設定を読み込む前はCore Voltageが1.27~1.28Vでしたがデフォルト設定読み込み後は1.14~1.17V程度に低下しました。
何処かを気付かずに変更してしまったのかもしれませんがとにかく電圧は下がりました。
この設定だと室温が30度の部屋で何とか70度代に収まるようです。
しかし、簡易水冷のCPUクーラーを使って定格でこの温度は爆熱と言わざるを得ません。エンコードが目的のPCなので安定感が重要なのですが高性能CPUクーラーは必須と言えます。
定格でこんな温度では今回の個体に関しては夏場のOCは無理そうです。
4790Kを使ってみて、2600Kは扱いやすいCPUだった事がよく分かりました。